平面研削とは平らな面を削る加工のことで、（写真1）のような設備を使用します。 加工は設備の中央部分にある砥石（写真2）で削りますが、金属部品の固定方法はテーブル中央部分のマグネットチャック（写真3）に着け、テーブルを前後左右に移動させながらおこないます。

また、磁気性のない部品などは、直接マグネットにチャック着けるのではなく、治具と呼ばれる別の道具に固定した後、その治具をマグネットチャックに着けます。

なお、平面研削と呼ばれるこの加工ですが、実際は平らな面だけを削るだけではありません。

場合によっては四角、V、丸の溝加工や斜めの面の加工、アール形状の加工などをおこなうことも可能です。

ただし、この加工をおこなう場合は、形状が直線状になっていることが条件となり、曲線状の加工は残念ながらできません。